「ふくしまみんなのSDGs」です。

今回は、17の目標のうち3番の「すべての人に健康と福祉を」に関して、会社を挙げて社員の健康管理に取り組む郡山市の企業を紹介します。

郡山市の陸奥テックコンサルタントは、6年前から、より良い職場環境を目指し、社員の健康づくりを後押ししています。

【鍜治谷琴音アナウンサー】

「こちらの会社では社内にトレーニングルームが完備されています。実際に見てみましょう。休憩時間にはたくさんの社員の方が、本格的な運動をしています。」

社員が家族や友人と一緒に利用できる運動器具などが並び、まるでジムのようです。

同じフロアには血圧計も置かれていて、いつでも自分の血圧を知ることが出来ます。

さらに、業務中にも社内で一斉にストレッチする時間を設けていて、社員は「朝の10時と昼の2時ごろの計2回やっているので、そういった合間の時間、休憩がてらにストレッチができるので、非常に体をほぐすことに繋がっています。」

「普段動かさないようなところが、グッと伸びるので、なんかこう血流が流れて、いい感じだと思いました。」などと話していました。

この会社では県が提供している「ふくしま健民アプリ」も活用していて、毎月の歩数ランキングのトップ3には商品券をプレゼントしています。

いわき支店長の山口裕子さんは「会社の傾向として、メタボ率が高いところがあるので、そこを改善できるように特化した取り組みができるように検討しております。」と話していました。

このほか、社内の自動販売機にも健康に配慮した商品を置くなど、社員の健康維持につながるさまざまな取り組みを進めています。