1日の県内は雨の予報も出ています。

外出をせずに室内でも楽しめる過ごし方として読書はいかがでしょうか。

書店で人気の本を探してきました。

長崎市のアミュプラザ長崎本館3階にあるメトロ書店です。

この時期は新社会人向けのビジネス書や、全国の書店の従業員が投票で選んだ「本屋大賞」のノミネート作品、子供の日のプレゼントとして絵本などが人気です。

普段の倍ほどの客が訪れていて、売り上げは1年のうち3番目に高くなります。

訪れた人
「子どもが3歳になる喜びそうな本を探しに」「家にいる時間に時間を作って一緒に読もうかなと思っています」

KTN記者
「この時期、売り上げを伸ばしているのが親子で楽しめる本です。小学館の図鑑シリーズです。大きな変化を遂げていました」

小学館の図鑑「NEOシリーズ」にはスマートフォンで読み込む二次元バーコードが入っていて、音楽の図鑑で読み込んでみると・・・。

楽器の音が流れます。

画像だけはなく、音や映像でも学ぶことができます。

メトロ書店 川崎綾子 代表取締役社長
「意外と図鑑を買うとお父さんが喜んで、ずっと読んでるとの話も聞く。おすすめ」

小説部門では佐世保市在住の直木賞作家 佐藤正午さんの新作「冬に子供が生まれる」が売り上げを伸ばしています。

新作は2017年に直木賞に選ばれた「月の満ち欠け」以来で、2月中旬の発売からこれまでに数百冊売れています。

物語は青年が「冬に子どもが生まれる」と覚えのないメッセージを受け取ったことから始まります。

主人公の記憶をたどり、人生を振り返りながらメッセージの送り主を探します。

川崎綾子 社長
「ミステリー、サスペンス、SF恋愛小説の要素がある。大型連休の時にじっくりと腰を据えて読みたい本」

店では全国でここだけとなる佐藤さんのサイン入りの本も販売しています。