国内最大級とされるサツマイモ品評会で五島市の企業が手がける安納芋が3年連続で日本一に輝きました。

4月、受賞の報告のため五島市役所を訪れたのは市内でサツマイモの生産や加工、販売を手がける企業「ごと」の代表です。

「ごと」が手がけるブランド芋「ごと芋」は有機栽培で育てた安納芋を約40日間熟成、焼き上げ濃厚な甘みが特徴です。

五島市 野口市太郎 市長
(味はいかがですか?)「おいしいですよ」

「ごと芋」は全国のサツマイモの品評会の「安納べに」部門で最優秀の「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞しました。

3連覇は他の部門を含めて初めての快挙だということです。

木下秀鷹 代表取締役社長
「日本の中で『おいも』で知られている地域ではないので、それで三連覇できたところは非常にうれしく思っている」

「ごと芋」を使った関連商品は、これまでに140万袋売れていて、「ごと」は今後、海外にも市場を広げていきたいとしています。