長崎市で起きた男児誘拐殺害事件から1日で21年です。

事件があった場所では少年犯罪防止に取り組む学生ボランティアなどが黙とうを捧げました。

事件現場のそばにある長崎市万才町の地蔵堂に、県警の少年サポートセンターの職員と、不良行為を行う少年などの立ち直りや学習支援を行う「学生サポーター」3人が訪れ、静かに手を合わせました。

21年前の2003年7月1日、当時4歳の男の子が中学1年生の男子生徒に誘拐され殺害されました。

泉 麻鈴さん
「このような事件が二度起こらないように(被害者が)安らかに眠ってほしいという気持ちで黙とうした」

高橋 萌さん(※「高」は「はしごだか」)
「私もまだ大人でもなく、子どもなので、身近な事件だと20年経っても思う」

学生たちは市中心部を歩いて声をかけながら小中学生などを見守りました。