5月6日は、薩摩大隅地方を中心に朝から雨となり、鹿児島市には現在、洪水警報が出されています。またJRの運行にも影響が出ています。

永尾武弥記者
「6日の九州南部は前線の影響で朝から雨となっています」

鹿児島市の新川では、午前中早い時間から水位が上がり始め、橋げた近くを濁った水が激しく流れる様子が確認できました。

鹿児島市桜島付近では、解析雨量で午前9時半までの1時間に約50ミリの非常に激しい雨となるなど、一部で雨脚が強まっています。

現在、鹿児島市には河川の増水に警戒を呼びかける洪水警報が出されています。

坂口輝記者
「GWの最終日、大雨の影響で、在来線に遅れや運休が発生しました。乗り場の前には多くの人の姿が見受けられます。」

JR九州によりますと、指宿枕崎線、日豊本線、鹿児島本線では雨の影響で一時、
一部区間で運転を見合わせていましたが、現在は運転を再開しています。

ゴールデンウィーク最終日の6日、鹿児島中央駅では、改札口で荷物を抱えて列車を待つ人の姿で混雑していました。

JRの利用者
母親
「指宿のたまて箱の帰りの分をもう予約している。もし乗られたとしても途中で止まったりして帰って来られなくなると困る」

子ども
「どうにかして乗りたい」

女性
「30〜40分くらい(待っている)。バイトに行く予定だったのでどうなるのかなと」

薩摩・大隅地方では引き続き、6日夕方にかけて大雨となるおそれがあり、鹿児島市では、6日昼過ぎまで河川の増水や氾濫に警戒が必要です。