23日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比39銭円安ドル高の1ドル=156円79〜82銭。ユーロは12銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円69〜79銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が22日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、出席者が早期利下げに慎重な姿勢を示したことを受け、高金利政策の継続が意識された。ドルを買って円を売る動きが先行した。

 市場では「日米金利差の開いた状況は当面続く」(外為ブローカー)との声があった。