鉄道玩具のロングセラー「プラレール」の発売65周年を記念し、JR東日本は1日、山手線で、おなじみの青いレールなどをラッピングした電車の運行を始め、東京駅で出発式を開いた。15日まで運行する。

 JR東と販売元のタカラトミーの協力で実現。車内の中づり広告も青いレール一色となっている。走るのは1編成のみで、JR東が提供するアプリで位置情報を確認できる。

 東京駅の山手線ホームでは、白い制服姿の百瀬孝駅長らが手を上げると、プラレール号は警笛を鳴らして出発した。タカラトミーの竹内俊介執行役員は「考えたことのなかった取り組みなので、感慨深い。電車を親子で楽しんでほしい」と話した。