兵庫県警は1日、神戸市垂水区の男性会社員(63)が旧村上ファンドの代表を務めた村上世彰氏をかたるフェイスブックの虚偽広告にアクセスして投資話を持ちかけられ、計152万円をだまし取られたと発表した。交流サイト(SNS)で著名人をかたった投資詐欺が全国的に多発しており、県警は1〜3月に42件の被害を確認した。

 県警によると、垂水区の男性は広告にアクセスした後、LINE(ライン)のグループに入るよう誘導されアプリをダウンロード。アプリ内の指示で2月9日〜4月25日に計4回、指定された口座に振り込んだという。