バトンを使った演技を競うバトントワリングの男子選手に対する強制わいせつの疑いで元指導者の小城桂馬容疑者が逮捕されたことを受け、日本バトン協会の内田圭子理事長は30日、同容疑者を永久追放にすると明らかにした。既に協会は退会している。

 オンライン会見した内田理事長は「絶対に許してはいけない。世間を騒がせて非常に申し訳ない」と謝罪した。26日にはハラスメントの相談窓口を設置したといい、再発防止に努める意向も示した。

 小城容疑者は昨年2月に京都市内の自宅で当時高校生だった男子選手の下着の中に手を入れ、下半身を触るなどした疑いで、容疑を認めている。