【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、自らが提唱する和平案「平和の公式」を協議する6月の「世界平和サミット」に関して、最大の後ろ盾である米国のバイデン大統領と、ロシアと親密な関係を保つ中国の習近平国家主席に出席を求めるビデオ声明を発表した。バイデン氏は欠席の見通しと米メディアが報じていた。

 世界平和サミットはスイス中部ビュルゲンシュトックで6月15〜16日に開催。

 ビデオ声明は、ロシアが攻撃を拡大するウクライナ東部ハリコフで撮影された。ゼレンスキー氏は80以上の国が参加すると表明。米中首脳に対し「平和に向かって進むために指導力を発揮してもらいたい」と訴えた。