株式会社キャリアデザインセンターが運営する、「女の転職type」は働く女性を対象に「タイパ(タイムパフォーマンス)」についてアンケートを実施し、結果を発表した。その内容を一部抜粋して紹介する。
本ニュースのサマリー
- 仕事でタイパを「意識している派」の女性は84.7%。年代が上がるにつれ意識している人が大幅に増える結果に
- 仕事上でしている工夫は「不要な業務の整理、削減」と75.3%が回答
- 時間効率化のために職場で行われている取り組みは「業務効率化ツールの導入」
- プライベートでタイパを意識している女性は74.5%。仕事で意識している人より10.2ポイント少ない結果に
- タイパを意識して生活することについて80.4%の女性が肯定派
仕事でタイパを「意識している派」の女性は84.7%。年代が上がるにつれ意識している人が大幅に増える結果に
回答者に、職場でタイムパフォーマンス(タイパ)を意識しているか尋ねたところ、「意識している」(38.7%)、「やや意識している」(46.0%)となり、合わせて84.7%の人が「意識している派」であることがわかった。
年代別に見てみると、20代では「意識している」が26.7%であるのに対し、30代では39.2%、40代では44.9%と、年代が上がるにつれ意識している人が大幅に増える結果となった。年代が上がるにつれ役割が大きくなり業務のレベルが上がることや、家庭との両立が必要になることなどから、タイパへの意識が高まるのではと推察される。
※タイムパフォーマンスは「時間対効果」のことで、かけた時間に対して得られた効果や満足感を意味する
画像:女の転職type 2024年5月9日 プレスリリースより引用
仕事上でしている工夫は「不要な業務の整理、削減」と75.3%が回答
タイパを意識して仕事上している工夫について尋ねると、「不要な業務の整理、削減」(75.3%)が1位となり、次いで2位「わからないことはすぐ質問する」(54.6%)、3位「タスクをカレンダーで時間管理する」(49.0%)と続いた。
画像:女の転職type 2024年5月9日 プレスリリースより引用
時間効率化のために職場で行われている取り組みは「業務効率化ツールの導入」
時間効率化のために職場でどんな取り組みが行われているかを尋ねたところ、1位は「業務効率化ツールの導入」(36.5%)となり、次いで「業務の削減」(25.9%)、「リモートワークの導入」(16.8%)、「会議時間の短縮」(16.4%)と続いた。
画像:女の転職type 2024年5月9日 プレスリリースより引用
プライベートでタイパを意識している女性は74.5%。仕事で意識している人より10.2ポイント少ない結果に
プライベートでタイパを意識しているか尋ねたところ、「意識している」(23.1%)、「やや意識している」(51.4%)を合わせて、74.5%の人が「意識している派」であることがわかった。仕事で意識している派の人は84.7%であったことから、プライベートの方が意識している人はやや少ない結果となった。
画像:女の転職type 2024年5月9日 プレスリリースより引用
タイパを意識して生活することについて80.4%の女性が肯定派
タイパを意識して生活することについてどう思うか尋ねたところ、「とてもいいと思う」(24.0%)、「ややいいと思う」(56.4%)を合わせて80.4%となり、大多数の人が肯定派であることがわかった。
画像:女の転職type 2024年5月9日 プレスリリースより引用