「セブン-イレブン」から韓国コスメが新登場!

 コンビニチェーン「セブン-イレブン」が、日本初進出となる韓国コスメ「twinkle pop by.CLIO(トゥインクルポップ バイ クリオ)」とのコラボ商品(日本限定商品を含む全22品)を、2024年5月25日(土)より発売しました。

「セブン-イレブン」“初”の取り組みとなる、韓国コスメ発売までの流れについて、セブン-イレブン・ジャパン商品本部(雑貨・出版部)雑貨マーチャンダイザーの遅澤明子さんに話を伺ってきました。

「ローソン」×「&nd by rom&nd」“差別化”は?

“コンビニ×韓国コスメ”というと、昨年3月にコンビニチェーン「ローソン」×「&nd by rom&nd」が発売され、全国のローソンで品薄状態が続きました。今回のコラボは、「ローソン」の取り組みを意識している部分はあったのか? “差別化”するならどこかについて遅澤さんは、

「意識や“差別化”で言うと全く意識しておらず、新しいお客様を取り組むのに有効な手段と考えた上で、今回『クリオ』さんとタッグを組ませていただきました」と話します。

 なぜこのタイミングで打ち出したのか?については、

「早くやれたらいいなというのはあったのですが、テスト販売等も踏まえて、きちんと実績を確認した上で全国に拡大したいという思いがありました。あとは、メーカーさんとの生産スケジュールも考慮した上で適切なタイミングで設定させていただきました」と教えてくれました。

 今回のコラボに至った「twinkle pop by.CLIO」は、韓国No.1コスメブランド「CLIO(クリオ)」の姉妹ブランドとして2022年に韓国でデビューし、発売後わずか2カ月で全商品が完売する人気ぶりをみせる韓国コスメブランドということもあり、「ローソン」「&nd by rom&nd」同様に、売り切れ続出も予想されます。

既に発売されているコスメ「パラドゥ」との“大きな棲み分け”

「セブン-イレブン」から既に発売されているコスメ「パラドゥ」との“大きな棲み分け”については、

「『パラドゥ』は、30代後半から40代の方を中心にご愛用いただいているので、若年層を取り切れていないという一方で、『トゥインクルポップ バイ クリオ』は、テスト販売を通しても若年層を取れているのが確認できており、客層の重なりがまったくないという点です」と話します。

 それぞれ異なる客層にアプローチをかけられる点が、「トゥインクルポップ バイ クリオ」コラボの醍醐味と見受けられました。

「セブン-イレブン」×「twinkle pop by.CLIO」今後のプロモーション方法・売り上げ予測は?

今後のプロモーション方法・売り上げ予測は?

 今後のプロモーション方法については、

「今の若い方って、インフルエンサーさんであったり、一般の方が発信されているSNSの情報を非常に参考にされていると感じているので、メーカー様にもご協力を頂いて、インフルエンサーさんにレビューだったり投稿をしていただいてネットでの情報発信を活性化させていく予定です」と話してくれました。

 売り上げ予測については、「どれくらい“バズる”かにもよるのですが、きちんと在庫の数は用意しています」と意気込みを語ってくれました。

 発売された商品は、グリッター(4種)、アイシャドウパレット(4種)、スティックアイシャドウ(4種)、ペンシルライナー(4種)、アイブロウペンシル(3種)、リップティント(3種)といった全6カテゴリーで展開されています。

(LASISA編集部)