5月22日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』第8週38話。ついに寅子(伊藤沙莉)の友人・轟(戸塚純貴)にも召集令状(赤紙)が届き、視聴者から悲しみの声が続出している。
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ラジオから海軍元帥・山本五十六の国葬が執り行われたというニュースが流れる中、猪爪家に赤紙が届く。寅子の兄・直道(上川周作)の出征が決まったのだ。男性が次々に戦争へと駆り出されていくこの時代、女性弁護士である寅子は多忙を極めていた。
にもかかわらず、弁護の仕事の他に雑誌の連載や講演会も引き受ける寅子。去っていった仲間たちを思い、彼女の胸にあったのは「もう私しかいない」という使命感だった。
そんななか、多くの視聴者を動揺させたのは、寅子の友人・轟が赤紙が届いたことを報告する場面。いつも通り寅子とよね(土居志央梨)と3人でお昼を食べていた轟は、唐突に「赤紙がきた」と口にする。「法曹の道を極めたいところだが、致し方ない」と、あっさり答える轟に、よねは「死ぬなよ、轟...」と声をかけるのだった。
視聴者からは「もうこの3人組が見れないの寂しい」「よねさんの『死ぬなよ』で涙が出そうになった」「俺たちの轟が...。どうか無事に帰ってきてほしい」「寅子の兄といい轟といい、めちゃくちゃ悲しい」といった声が続出している。
老若男女問わず、多くの視聴者から愛されてきた轟。彼の無事を願うばかりだ。