【モデルプレス=2024/05/02】グローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)の川西拓実が2日、都内で行われた映画「バジーノイズ」(5月3日公開)の特別前夜祭に、W主演の桜田ひより、共演の井之脇海、柳俊太郎(※「柳」は正式には旧漢字)、メガホンをとった風間太樹監督とともに出席。人生を変えた出会いについて語った。

◆川西拓実の人生を変えた出会い

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で2020年まで連載されていたむつき潤の同名コミックを映画化した本作。人とかかわることを必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄(川西)と、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮(桜田)が織りなすドラマを描く。

イベントでは、「私の人生を変えた◯◯との出会い」をフリップで発表する企画も行われ、“デニム”と答えた川西は「ふらっと入ったお店に一目惚れしたデニムがありまして、上下なんですけどそれを気に入って帰って、基本的に毎日着ているんですけど、そこで僕が思ったのが、生きとし生けるもの、必ず洋服を着ているじゃないですか。その洋服はなんで作られたかとか、どういう歴史があるかというほうに意識がいって、最近は服を買うときは、この服はどういう歴史があるのか調べてから買うようになりました」と告白。続けて、川西は「洋服だけじゃないですけど、なんでこれがあるのか、なんでこういうことが起きたのかみたいな理由を調べるようになりました」と打ち明け、「(理由が)意外とちゃんとしてる?」と胸を張った。

そして、“骨折”と書いた柳は「出会ったものとかですよね。これ事故っすもんね」と苦笑しつつ、「学生時代、バレーボール部だったんですけど、着地した瞬間に左の脛を複雑骨折しちゃって、そのときはショックで失神しちゃって。そこから家で暇じゃん。寝てるときとか映画を観たり、音楽と出会ったり、それがきっかけで『メンズノンノ』という雑誌のモデルになれたので、すげえ骨折に感謝していて、怪我とかって次に繋がるチャンスだなと思いました」とポジティブな一面を覗かせた。

◆「バジーノイズ」原作者の担当編集が川西拓実推しだった

そして、原作者のむつき潤からサプライズでそれぞれに手紙が送られ、「僕のデビュー作から『バジーノイズ』完結までをともに歩んだ当時の担当編集が偶然、川西さん推しで、担当作品の映画化と推しが主演というWニュースの情報解禁が、これまた偶然その人の誕生日だったという奇跡が実はありました。これが1番の恩返しだったそうで悔しい…。企画自体は連載当時からありましたが、完結後の今ここになったのは川西拓実さんを見つけるために時間だったのだと、映画の中で音楽を鳴らす清澄を見た今となってはそう思います。まさに清澄が世界に見つかるように、清澄に徹するだけじゃなく、座長として心を配られることもたくさんおありだったかと思います。本当にお疲れ様でした。清澄としてのミュージックワークも心から応援しております」と川西への手紙をMCが代読。

これを聞いた川西は「ありがとうございます。本当に嬉しいですね」と笑顔を見せ、「清澄と川西拓実というのは僕の中でも重なるものがあったので、本当に僕の中で大切な存在になったなと。これから活動していく上でも心の中で生き続けるんだろうなと思います」と吐露した。(modelpress編集部)

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