【モデルプレス=2024/05/03】なにわ男子の道枝駿佑が3日、都内で行われた同日公開の日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」公開記念舞台挨拶に、本作のW主演を務めるシュー・グァンハンと清原果耶、共演の黒木華、メガホンをとった藤井道人監督とともに登壇。撮影秘話を明かした。

◆道枝駿佑、アジア公開の映画出演に喜び

日本に来たジミー(グァンハン)と長野県飯山線の電車の中で出会う青年・幸次を演じる道枝は、アジアで公開される作品に参加するのが夢だったそうで、MCから「今日から公開して、本作がアジアでどんどん広がっていくことにどう感じていますか?」と尋ねられると、「率直に嬉しいですね」と笑顔。「このお話をいただいたのが、僕がアジアにもっと出ていきたいという目標が固まったタイミングだったので、勝手ながらご縁を感じていますし、こうして世界中のみなさんに届けることができて本当に嬉しく思います」と声を弾ませた。

◆シュー・グァンハン、道枝駿佑との印象深いシーンとは

また、グァンハンは道枝との共演シーンについて「道枝さんと電車で一緒に撮影をして、そのあとに別れのシーンがあって。そこで『バイバーイ』って言ったら、なんと道枝さんは本当に帰ってしまったんですね」と回顧。「我々はまだ引き続き出演をしなければならなかったんですけど、そのシーンはドキュメンタリー映画に出演しているような気がしました」と振り返ると、道枝は「『また!』って言って、ジミーさんが次のシーンの撮影に行く電車を見送って手を振っていたので、お別れの気持ちになって寂しかったです」とコメントした。

道枝自身も電車のシーンが印象に残っているそうで「限られた時間の中で撮影をしていくことがあまり体験したことがなかったですし、雪景色がすごくて。トンネルを抜けてパッと雪原が広がっていて目に焼きついていますね」と撮影の思い出を告白。トンネルを抜ける撮影タイミングは3回あったそうで、道枝は「もう少しでトンネルを抜けそうだなというタイミングで『3、2、1』って感覚でやっていました。それでバッチリタイミングがハマってくれたのでよかったなと思います」と胸を張ると、藤井監督は「アーティストとしての活躍もしてるから。3の3で全部うまくいったからよかったです」と褒め称えた。

◆シュー・グァンハン&清原果耶W主演「青春18×2 君へと続く道」

原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」。始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミーは、日本から来たバックパッカー・アミと出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する。

時が経ち、人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取る。初恋の記憶が蘇り、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意するジミー。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女とのひと夏の日々が心にあふれ出す。(modelpress編集部)

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