自転車利用者のヘルメット着用努力義務化から1年あまり、2024年5月の着用率は1年前から7ポイントあまり上がったものの2割程にとどまっています。

これは、岩手県警が5月15日と16日の2日間、午前7時半から8時半まで県内16の警察署ごとに1カ所ずつ、自転車利用者のヘルメット着用について調査した結果です。
対象となった1643人のうち、ヘルメットを着用していたのは334人、率にして20.3%。
2023年5月17日と18日の調査からは7.4ポイント増加しています。
年代別では中学生以下が100%だった一方、高校生は最も低く12.8%、高齢者を除く成人は15.3%にとどまりました。

自転車利用者のヘルメット着用は2023年4月に努力義務化されていて、県警では「引き続き広報啓発活動をして着用率をアップしたい」としています。