ヌーヴェル赤羽台(北区赤羽台2)15号棟1階に4月26日、多機能型コミュニティー拠点「Hintmation(ヒントメーション)」がオープンした。(赤羽経済新聞)

 同拠点は、UR都市機構、東洋大学福祉社会デザイン学部、URコミュニティ、日本総合住生活が共同研究を立ち上げ、「さまざまな世代が緩やかに出会える機会を日常的に生み出す」機能として構想した。

 拠点名の「Hintmation」は「Hint」(ヒント)と「information」(情報、知識、案内所)から成る造語。「地域住民が気軽に立ち寄り、赤羽台での暮らしを楽しむヒントが得られる場所になるように」と名付けた。

 拠点内には、共同研究4者の協力企業「Yuinchu(ユインチュ)」が手がけるコーヒースタンド「SWITCH STAND AKABANE」や飲食スペースを利用したシェアスペース「MEET ROOM」を用意。さらに、地域住民の「やってみたい」を常駐スタッフ(通称「ヒントさん」)に相談できる「HINT COUNTER」、コミュニティー活動やイベントなどを宣伝する「HINT BOARD」など、地域住民が集まり、団地で過ごす楽しみを広める仕かけを展開する。

 UR都市機構の佐藤祥彦さんは「当拠点はヌーヴェル赤羽台のメイン通りでもあるイチョウ通りに面している。住民の方が自然と目にとまる場所なので、この拠点を少しずつ知ってもらい、コミュニティーづくりの場として活用してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時30分〜18時(HINT COUNTERは17時まで)。日曜・月曜・祝日定休。イベント情報などは「HINT BOARD」やインスタグラムを活用して発信していく。