古着店「BIMI(ビミ)」(熱海市田原本町)が5月1日、熱海駅前平和通り商店街にオープンした。(熱海経済新聞)

 熱海フルーツキングが入るビルの2階にオープンした「BIMI」(関連画像6枚)

 他県から移住したSHINDO(シンドウ)さんが開いた同店。開業の経緯について、SHINDOさんは「熱海の長浜海浜公園周辺が好きで、年に10回以上は遊びに来ていた。のんびりと自分のペースで仕事をしたいと移住し、店を開いた」と振り返る。

 店舗面積は約11坪。商店街の2階に手頃な物件を見つけて開業にこぎ着けた。取扱商品数は常時約500点。主に米国で買い付けを手がける友人から仕入れ、トレンドや季節に合わせて販売する。店内には、アウトドアブランドや最近流行しているという1990年代のハイブランドを中心とした古着やバッグ、靴、小物などが並ぶ。「幅広いジャンルというよりは、狭くても自分が好きなアイテムを集めている」とSHINDOさん。1940〜80年代物のビンテージ商品も扱う。

 開店から約3週間。来店客の9割は観光客だという。SHINDOさん「宣伝はしていないが、高校生など地元客も少しずつ増えている。人が好きなので、服の話をしながら一緒にゆっくりとした時間を過ごせたら。気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

 営業時間は10時〜18時。火曜定休。