コーヒー専門店「プチコーヒーロースタリー」(姫路市呉服町)が5月15日で1周年を迎えた。(姫路経済新聞)

 店舗外観

 以前、機械製造業に従事していた店主の冨田晋助さんは体調を崩し、2021年8月から休職。勤務継続が難しくなったことをきっかけに1人でできる仕事を探し始め、かねて憧れていたコーヒーショップの開業を目指したという。

 2022年11月から大阪市内のコーヒースクールに通い、コーヒー豆の選定、焙煎(ばいせん)方法やハンドドリップの技術を学んだ。店舗面積は約2坪で、コーヒー豆の販売とテイクアウトを中心に、2席のイートインコーナーも設ける。

 メニューはブラジル産「ドルチェ チョコラーダ」「トロピカル バイーア」インドネシア産「マンデリン セリブ・ラジャ」など13種類のコーヒー豆を用意する。価格は100グラム750円〜、ドリップバッグは1個200円〜。

 冨田さんは「まずは当店のコーヒーの味をたくさんの人に知ってもらいたい。焙煎教室も始めたので、教室を通じて地域のコーヒー愛好家とつながりたい」と話す。

 営業時間は12時〜19時。水曜と第2・第4木曜定休。