「あきたのちいさなマルシェ」が6月23日、飽田公民館(熊本市南区会富町)で開催された。主催は飽田まちづくりセンター。(熊本経済新聞)

 当日の様子

 新旧の地域住民が交流できる場所をつくり、飽田地域に親しみをも持ってもらうのが狙いで初開催。当日は、会場内に設けた5ブースとイベントステージを目当てに家族連れなど約200人が訪れた。

 ブースには、当日ボランティアで集まった高校生・大学生が運営する一日限定の「アイドミカフェ」が出店し、飲料を提供。同地域からは菓子店「ラ・ヴィーニュ」(同)とおむすびのテイクアウト専門店「トゥルラッタ」(孫代町)の2店が出店した。地域外からも「パン工房ふわり」(内田町)と野菜販売店「べじっ娘」(西区上代)が出店。ステージでは、「笑顔のたまて箱」がマジックと紙芝居、人形劇を披露した。

 ボランティアとして参加した熊本大学3年の桂裕華さんは「ボランティアの授業で開催の話を聞き、イベントに興味があったので参加した。子どもがたくさん来てくれて楽しかった。また機会があれば参加したい」と話す。

 同センターの鳥井治充所長は「初めての開催で試行錯誤はあったが、たくさんの人に会場へ足を運んでもらい、楽しでもらえたのでは。しっかり検証し、次につなげていきたい」と意欲を見せる。