オフィスビル「ANA スカイコネクトなんば」(大阪市中央区難波千日前)が2025年春、なんばに開業する。(なんば経済新聞)

 「ANA WORK CABIN」イメージ

 なんばのにぎわい拡大・創出を目指す「南海電鉄」(浪速区)と、リーシングを展開する「ANA ファシリティーズ」(東京都中央区)が共同でなんさん通り沿いに建設。まち全体のにぎわいの創出に寄与するオフィスビルを目指すという。

 ビルは9階建てで、延床面積は2456平方メートル。3階から9階をオフィスフロアとしテナントを誘致するほか、2階には、スタートアップ向けのスペース「ANA WORK CABIN」を開く。同施設は2〜5人で使えるシェアオフィスや、入居テナントも使える時間貸しの貸会議室、リフレッシュスペースで構成する。1階にはタリーズコーヒーが出店する。

 南海電鉄まちづくりグループ開発部の久保友香さんは「さまざまな人がなんばエリアを拠点として働くきっかけになれば」と期待を寄せる。