熊本国税局は1日、2024年1月1日時点の路線価を公表した。県内の全調査地点の平均変動率は前年比0・1%増となり、記録が残る1993年以降初めてプラスに転じた。新型コロナの5類移行で商業地の需要が回復したことや、住宅地が好調を維持していることが要因。ただ全国(2・3%増)や九州(2・9%増)に比べると、上昇は小幅にとどまった。