【DIY初心者必見】失敗しないための電動ドライバー購入時に求める7つの条件プラス1

【DIY初心者必見】ここをチェックすべき!電動ドライバー選びで「失敗しないため」の7つの条件の画像一覧

電気のチカラを借りることで労力を減らす。電動工具はDIYを手軽にしてくれるように思いますけれど、モノ選びによってDIYがよりハードルが高いことにもなりがち。

というのも機能満載すぎたり、高性能すぎたりして、一般ユーザーには使いこなせないどころか、ギアのポテンシャルが負担になってしまうこともあるんです。そこで、DIY初心者必見! まず最初に手を伸ばすであろう、電動ドライバー選びで失敗しないための7つの条件+1をご紹介します!

1. 手に収まるくらいコンパクト

電動ドライバー購入時に求めるポイント1として挙げられるのが、手に収まるくらいコンパクトなのがいいってことポイント1として挙げられるのが、最初に買うべき電動ドライバーは手に収まるくらいコンパクトなものがいい。

大型機はパワーもあったりしますが、そのパワーを初心者は持て余してしまうはず。ただ持て余すだけならいいけれど、その破壊的なトルクによってネジをなめちゃったりして、あとあと面倒なことになったりしがち。上手にトルクコントロールできるようになるまでは、ローパワーなモデルで十分です。しかもコンパクトな電動ドライバーのほうが、圧倒的に活躍の場が多いのです。

2. 手動でも締め付けができる

電動ドライバー購入時に求めるポイント2として挙げられるのが、手動でも締め付けができるってことポイント2として挙げられるのが、手動でも締め付けができるということ。

DIYって、いつでも電動パワーが欲しいわけじゃないってシーンが多々あるんです。そのたびに電動ドライバーから普通の手動ドライバーに持ち替えるのって、ちょっと面倒。電気のチカラを借りることで労力を減らすどころか、労力が増えちゃいますよね。なんでも手際よくこなしていく上級者やプロなら、ドライバーを持ち替えるのは労力ではなく、当然の準備。初心者は、手際よくできないからこそ初心者なんです。

でも手動でも締め付けができる電動ドライバーなら話は別。シーンによってドライバーを持ち替える必要もなく、初心者でも手際よく作業が進められます。

3. 汎用性の高い6.35mmビットアダプターである

電動ドライバー購入時に求めるポイント3として挙げられるのが、6.35mmビットアダプターであるということポイント3として挙げられるのが、6.35mmビットアダプターであるということ。

電動ドライバーは大きく分けて2つのタイプがあります。1つはおすすめの6.35mmビットアダプターで、もう1つはキーレスドリルチャック。キーレスドリルチャックはその名の通りキーが必要なく、手まわし締め付けで先端工具を固定できます。メリットとしてはドリルにありがちな丸棒タイプの先端工具も使用できるのですが、デメリットとしてその手まわし締め付けが若干手間。

一般DIYで使うような先端工具は6.35mmビットでほとんど揃うというか、6.35mmビットのほうが多いくらい。プラス、マイナス、ヘキサ、トルクスと汎用性が高く利便性も高いので、6.35mmビットアダプタータイプがおすすめなのです。

4. トルクコントロールできる

電動ドライバー購入時に求めるポイント4として挙げられるのが、トルクコントロールできるということポイント4として挙げられるのが、トルクコントロールできるということ。

電動ドライバーを初心者が使って失敗しがちなのが、ネジをなめちゃうこと。まあ、上級者やプロでもネジをなめちゃうことがあるので、そんなことにめげる必要はありません。それより、いかに電動ドライバーの付属機能にて、その失敗を防ぐかということが大事です。

大げさに言いましたが、ネジをなめちゃうことを防ぐのなんて簡単。弱いトルクでネジの締め付け具合を確かめながらすればいいだけ。だからこそ電動ドライバーの付属機能として、トルクコントロールできるモデルを選ぶということが、キーとなります。

5. リチウム電池の充電式であること

電動ドライバー購入時に求めるポイント5として挙げられるのが、リチウム電池の充電式であるということポイント5として挙げられるのが、リチウム電池の充電式であるということ。

電動ドライバーというからには、電源が必要となります。その給電方式として、コードタイプと充電タイプの2つに分けられます。コードタイプのメリットは強力なパワーを持ち、デメリットとしてコードの届く範囲でしか使用できないということ。充電タイプのメリットはコードがないから使用場所を選ばず、しかもコードがないのでハンドリングしやすいのですが、デメリットとして充電切れの恐れがあるし、充電を長持ちさせるためにパワーが弱いモデルが多いのです。

とはいえ、現在販売されている充電式電動ドライバーはハイパワーのモデルが多いし、充電量もたっぷり。ただしリチウム電池の充電式タイプではなく、ニッケル水素電池の充電式タイプだと自然放電により使わなくても充電容量が減ってしまったり、電圧が下がったりします。だから充電式電動ドライバー購入の際は、リチウム電池モデルなのかニッケル水素電池モデルなのか、要チェックです!

6. USB-Cタイプ充電式であること

電動ドライバー購入時に求めるポイント6として挙げられるのが、USB-Cタイプ充電式であるということポイント6として挙げられるのが、USB-Cタイプ充電式であるということ。

いまやMicro USBやmini USBを使用しているモデルはだいぶ減ってきましたが、それでも存在しないわけではありません。通販サイトの添付画像ではUSB-Cタイプに見えていたのに、届いてみるとMicro USBだったなんて悲劇を数多く経験してきました。Micro USBが悪いわけではなく、USB-Cタイプが優れているだけですから、商品をよく確かめずに購入した自分が一番悪いんです。

USB-Cタイプのメリットとして挙げられるのが、大容量給電に優れているということと、なにより汎用性が高いこと。これからは間違ってもUSB-Aタイプではなく、USB-Cタイプを選んで購入してくださいね。

7. 操作性がいい

電動ドライバー購入時に求めるポイント7として挙げられるのが、操作性がいいということポイント7として挙げられるのが、操作性がいいということ。

電動ドライバーを握った際、締め付け、あるいは緩める操作スイッチがどこにあるかというのは大事です。操作に、握った手ではなく反対の手も必要だったり、手が大きい人用に作られた海外製品にありがちなスイッチがやたら遠かったりしたら、便利なはずの電動ドライバーが便利じゃなくなる可能性すらでてきます。それだけ操作スイッチの位置は重要です。

+α. リチウム電池の交換が容易にできる

内蔵バッテリーでもどんなタイプのリチウム電池が使われているのかを知っておくと、電池の寿命がきたときなど、のちのちに便利これまでに挙げてきた7つのポイントで電動ドライバー選びは十分なのですが、ここでプラス1の要素を知っておいてもらうと、今後の電動工具選びに役立つかもしれません。それは充電式の電動工具なら、リチウム電池の交換が容易にできることをチェックすること。カートリッジタイプなら、そもそも電池交換は簡単ですが、内蔵バッテリーでもどんなタイプのリチウム電池が使われているのかを知っておくと、電池の寿命がきたときなど、のちのちに便利です。

通販サイトの添付画像で、内蔵バッテリーを紹介しているパターンも少なくありませんが、もし紹介していなかった場合は購入後にチェックすることになります。その場合、運よく容易に電池交換できる内蔵バッテリーであることを祈るばかりです……。

文・写真/坂東 漠