スリラー映画の巨匠M・ナイト・シャマランがプロデューサーを務め、彼の実の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが長編初監督を務めた『ザ・ウォッチャーズ』(6月21日公開)。このたび本作の特別予告映像のナレーションを、お笑い芸人のこがけんが担当していることが発表。あわせて、その収録現場で仕掛けられた“特別ドッキリ映像”が解禁された。

“地図にない森”に彷徨い込んでしまった28歳の孤独なアーティストのミナ(ダコタ・ファニング)が、ガラス張りの部屋で見知らぬ3人と共に閉じ込められ、“謎のなにか”に毎晩監視される恐怖を描いた本作。父シャマラン監督の大ファンであることを公言しているこがけんがナレーションを務めた特別予告映像は、すでに4月26日から全国の上映劇場(一部を除く)で上映されており、オンライン上で解禁された映像とは異なるバージョンを観ることができる。

そして今回、そのナレーション収録現場で、本作のカギとなる“監視”と“覗き見”になぞらえた特別ドッキリを仕掛けられるこがけんの様子を収めた映像が解禁。ナレーション撮影を終えたこがけんのヘッドホンに突如としてノイズが走り、不気味な声のアナウンスが…。恐る恐るガラス窓の向こう側をのぞき込むこがけん。するとそこには、こがけんを微笑みながら監視する“ウォッチャーズ”の姿が。予期せぬ事態にどこまでがドッキリなのか半信半疑状態のこがけんのリアクションを楽しむ映像となっている。

ドッキリを受けた感想を訊かれ「ここから1時間大喜利とかやらされたら嫌だなと思いました」と答えたこがけん。それでもシャマラン親子の作品に関わることができて「めちゃくちゃうれしいです」と喜びをあらわにし、「お父さんよりも映画を撮るのが上手い可能性がある!」とイシャナの手腕を絶賛。はたしてシャマラン親子は観客にどんなサプライズを仕掛けてくるのか。その全貌が明らかになる瞬間を楽しみに待とう。

文/久保田 和馬