韓国気鋭のホラー監督らが集結し、日常を一転させる壮絶な最恐ウェブトゥーンを映画化した『怪談晩餐』(7月19日公開)。このたび、予告映像と場面写真が解禁された。

韓国ホラー映画の系譜を受け継いできた5人の監督によるコラボレーション作品となる本作。カカオページのウェブトゥーン「Tastes of Horror」で連載され、若者を中心に絶大なる人気を得たホラー漫画を原作に、『ブラインド』(14)のアン・サンフン、『ホテルレイク』(21)のユン・ウンギョン、『殺人漫画』(13)のキム・ヨンギュン、『時間回廊の殺人』(18)のイム・デウン、『シャーク 覚醒』(22)のチェ・ヨジュンらK(韓国)ホラーの担い手たちが監督を務める。出演は、EL7Z UPのメンバーであるイェウン、元CLCのスンヨン、スンヒ、「イカゲーム」のキム・ジュリョンといった期待の若手から実力派俳優が勢揃いした。

日常生活に潜む恐怖を描いた本作は、ダンスや入学試験、ライブ配信など日常的で現代的な題材を背景に、いままで誰もが口を閉ざしてきた6つの衝撃的な怪談で新鮮な恐怖を届ける。欲に目がくらんだ者たちが遭遇する、死を凌駕する恐怖を描き、その現実味ある恐怖と不気味さから、連載時よりホラーファンを魅了してきた。日常生活で一度は耳にしたことがある怪談の本質に触れ、観客をリアルで新鮮な恐怖へと陥れていく。3大ファンタスティック映画祭のひとつでもある第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭に公式招待され、第5回国際タイ映画祭では作品賞を獲得。さらに、第26回プチョン国際ファンタスティック映画祭からも公式招待を受けされるなど、世界中のホラーファンを魅了している。


今回解禁された予告映像には、「今宵の食卓を飾るのは、死よりも恐ろしい物語」というコピーとともに、6つの怪談から恐ろしいシーンが切り取られ、観る者を恐怖へと引きずり込んでいく。同時に、後ろから伸びる手に顔を掴まれ恐怖で歪む男の表情や、血の文字が書き殴られたベッドのある無機質な部屋に監禁された女性の姿などが捉えられた場面写真が公開された。

最恐ウェブトゥーンを原作に、気鋭のKホラー監督たちが放つ恐怖をぜひ映画館で体験してほしい。

文/サンクレイオ翼