能登半島地震の被災地・石川県輪島市の小中学校では待ちに待った学校給食が、1日、一斉に再開され、学校では子どもたちがおいしそうに給食をほおばる姿が見られました。

輪島市では水道施設などの修理工事が完了し校内にある調理場などが使えるようになったことから小中学校での給食が、1日再開しました。

地震の影響で同じ町内にある門前西小学校の児童を受け入れている門前東小学校での地震後初となる給食は、子どもたちが大好きなカレーライスです。

今年入学したばかりの1年生にとっては初めての給食とあって、子どもたちは担任の先生から食器の置き方や牛乳パックの飲み方などを教わりました。         

2年生の児童「いつも同じ味でおいしい。お弁当もおいしかった(給食の方が良い?)うん」「お弁当にカレーがないから、久しぶりに食べられておいしい」
担任の先生「給食になるとやっぱり子どもたちもすごくうれしそうに食べている様子が見られたので、それはすごく良かったなと思っている」

門前東小学校は避難所となっているため以前のように全校児童がランチルームに集まって一緒に食べることはまだできませんが、久しぶりの給食に教室には子どもたちの笑顔が広がっていました。