野菜や果物など農産物の盗難被害を防ごうと、生産者と警察が連携した見守り隊が今年も金沢市内で発足し、15日出発式が行われました。

金沢市の安原地区では、6月からスイカやメロンなどの出荷を控えていて、盗難被害を防ぐため生産者と警察が連携した「安原地区農産物実守り隊」を毎年、結成しています。

JA金沢市砂丘地集出荷場で行われた発足式では、金沢西警察署の松崎弘署長が「連携を深めて盗難被害の未然防止に努めたい」と見守り隊を激励したあと、合同で畑を見回りました。周辺の畑には遠隔操作ができる防犯カメラを設置し、監視の目を光らせます。


安原地区農産物実守り隊 西村和憲代表
「金沢西警察署の管内では去年、農作物の盗難が1件が確認されていますが、被害を届け出ていないケースもあり、今後一層、連携を深めていくことにしています。」

MRO