長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で、アジア最大級規模の約100万本のバラが咲き誇る「バラ祭」が開かれ、園内が初夏の雰囲気に包まれている。
 ヨーロッパの町並みが優雅に彩られるシーズン。メインエリアの花園「グランドローズガーデン」をはじめ花の広場、運河などで赤、ピンク、白の花々が見頃を迎えている。バラを眺めながら世界各国のワインなどの飲食を楽しむコーナーもある。
 新エリアの「ウォーターガーデン」では噴水ショーや夜間のイルミネーションとのコラボレーションが人気を集めている。近所の50代女性は友人と来園。「外国を小旅行しているよう。早朝に漂うバラの香りがいい。アロマ効果があり、癒やされる」と話した。イベントは26日まで。