25日夕方にポプラの木が倒れ女児が軽傷を負う事故があった長野県中野市の公園で「バラまつり」が一部の木の周囲を立ち入り禁止にして開かれています。

25日午後4時前、中野市の一本木公園にある高さ約10メートル、樹齢40年以上のポプラの木が根元から倒れ、近くにいた市内の小学6年の女児(11)が軽いけがをしました。

公園では25日に30回目の「信州なかのバラまつり」が開幕したばかりで、26日は倒れた木を含め約10本あるポプラの周囲を全て立ち入り禁止にし、警備員を置いて祭りを続けています。

実行委員長は...:
「警察の指導のもと、ポプラの木周辺10メートルを全て立ち入り禁止区域にして開催しています」

公園には850種およそ3000株のバラがあり、全体の3割から4割が咲いていて多くの人で賑わっています。

中野市などは27日に全てのポプラを点検し、危険があると判断されれば伐採することにしています。

信州なかのバラまつりは6月16日まで開かれています。