SNSの活用で “販路拡大” を目指す企業を後押しします。

長崎市で経営者や広報担当者を対象にしたセミナーが開かれました。

(cotoco 柳まり子さん)

「Instagramをやっているのと、Xはやっていたが挫折した。こういうふうにしたらもっと見られるとか、きょう勉強したところを整えて、お客さんにメッセージを届けられるようにしたい」

(チョーコー醤油企画課 山田 昂さん)

「しっかりコンテンツをお客様を想像してやるのが必要かなと。今まで手に取ったことのないお客さんに届けたいし、今までのお客さんにもこういう商品があるなと広げていきたい」

長崎市が行っている伴走型の支援事業。

物価の高騰など深刻なコストの増加が続く中、SNSを活用した新たな顧客獲得や販路拡大を目指す企業を後押しします。

セミナーには、市内の食品会社を中心に経営者や広報担当などオンラインも含め、20社が参加しました。

(質問)

「リピーターが高年齢の方が多くて、SNSでの拡散が見込めない場合の対処方法を伺いたい」

(iBankマーケティング 国武宣道マネージングディレクター)

「インスタ上でのフォロワーをしっかり増やすことが重要。フォロワーを増やすキャンペーンをまずはしっかりやって、発信力の高いアカウントにすることが最優先」

それぞれの媒体の特徴や傾向を知り、目的やターゲットをはっきりさせて、SNSを活用することで、集客や売上アップにつながるそうです。

(長崎市経済産業部商業振興課 大山明信主事)

「長崎にはいろんな魅力ある商品があると思っている。多くの人にまずは知ってもらう方法の一つとして、SNSが重要な手法だと思う。顧客の確保売り上げの向上につなげてもらいたい」

長崎市が2022年度に支援を行った19社では、SNSのフォロワー数が1年間で平均約2100人1.5倍に増えたということです。