NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜午前8時)の第24話が2日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、公判中に倒れた直言(岡部たかし)は、自分の無実を信じる寅子(伊藤沙莉)の気持ちに応え、取り調べで自白を強要されたことを告白する。これで一安心と胸をなでおろす花江(森田望智)に対し、寅子と優三(仲野太賀)は検察が認めるはずがないと考えていた。無罪を勝ち取ることは絶望的と思われたが、自傷防止のために革手錠を使用した、という検察の説明から、寅子はある法律の条文を思い出す。監獄法施行規則に注目し、弁護側は反撃した。そしていよいよ、判決の日がやってくる。

裁判長の「判決を言い渡す」とまたも絶妙のタイミングで「つづく」となった。

X(旧ツイッター)には「お父さん否認した!よくやった!」「そうだ 扇子やめろ!!」「お父さんやったね!強くなった!」「扇子にキレた〜!」「お父さんよく言った!」「まぁ、認めないわな…」「直言さんの証言に嬉しそうな竹中記者の顔も良かったよね」「いいぞ桂場!」「看守が規則を破ってまで手錠を、はて?」「トラちゃんさすが、よく勉強してる」「でかしたぞトラコ」「監獄法施行規則!寅子すごいところ持ってきたな」「人権蹂躙!そして監獄法施行規則!」「桂場さんに釘刺しに来た…」「モロボシダンの圧力」「あー桂場先生に圧力が」「判決は明日〜!」「明日に持ち越しかーーーーっ」「またまた つづく」「判決明日なのーーーまたーーー」「くっ…良いとこで終わる…ッッ!!」などとコメントが並んだ。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。