舞台「千と千尋の神隠し」ロンドン公演が、現地時間7日午後2時と午後6時開演の公演をもって初日を迎え、それぞれの回で主演した橋本環奈(25)上白石萌音(26)がスタンディングオベーションでたたえられた。4カ月間のロングラン公演で約30万人動員予定。

橋本は「カーテンコールの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました。あれだけあたたかい歓声で迎えられて、本当にうれしいなと思いました」。上白石は「浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました。お客さまがとても喜んでくださったのが伝わってきてうれしかったです」とコメントした。

飲食しながらの観劇スタイルも新鮮だったようで、橋本は「鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当にすてき」、上白石も「空気感が堅苦しくなくてリラックスしています。同時にすごく演劇へのリスペクトがあるすてきな空間」と話している。

ロンドンでの生活については「もうすでにロンドンが大好きです。受け入れてくれる人柄や街並み、すべてすてき」(橋本)、「演劇でアウトプットをして演劇でインプットするという純度の高い生活を送っています。夢のようです」(上白石)と、2人とも堪能している。

劇場は約2300人収容のロンドン・コロシアム。8月24日までの間、今回の再演から参加の川栄李奈、福地桃子も千尋を演じる。