元宮崎県知事の東国原英夫氏(66)が26日放送の、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。富士山撮影スポットして大人気だった山梨・富士河口湖町のローソン前に黒幕が張られたことについてアイデアを出した。

知事時代に地方の観光・開発にかかわった東国原氏は「ボク、チャンスだと思うんですよね」と、SNS拡散などにより外国人観光客が急増し地元住民などの生活に支障が出た撮影スポットに言及。「いろんなところに富士山がちゃんと見える所をつくって、駐車場を完備して、(富士山の)映えスポットとして誘導すればいい」と、観光資源として富士山を活用することを提案した。

師匠のビートたけし(77)も「そこに座ってお茶でも飲んでなぁ」と東国原氏の案に賛成した。東国原氏は「そうですよ、いっぱいありますよ。映えスポットというのを作れば」とさらに言葉に力を込めた。

元明石市長の泉房穂氏(60)は「市長をやっていた立場とすると、やむをえずあそこでああいう風にするのは分からなくもないですかね。いろんな市民から迷惑だと言われて、ローソンも全部自分の土地ではないので」と住民の気持ちについて語った。

東国原氏は「地方の観光客、インバウンドがなかなか来ないところが、『うらやましくてしょうがない』と言っているんですよ。こんなね、タダでね。宣伝費してもらって、あの映えスポットをつくるのに、地方はどのくらい、地方はどんだけ苦労しているか」と話し「富士山の周りはポテンシャルだらけですよ。うらやましくって。だから、ぜいたくですよ」と観光アピールに声をあげた。