お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(51)が5月14日、X(旧ツイッター)に「とんでもないスケールの最終話です!」と投稿した。ずいぶんと威勢のいい投稿には元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(48)が運営する「佐久間宣行のNOBROCKTV」へのリンクが貼られているが、実はこのYouTubeチャンネルが「渡部建 復活の地」になりそうなのだ。

 8日、同チャンネルに「【罵倒村#1】『早く逃げろ』編」という動画がアップされた。動画は旅番組のテイストで編集されており、渡部に加えて「ザ・マミィ」の酒井貴士(32)、「カカロニ」の栗谷(34)らお笑い芸人が「罵倒村」という架空の村を訪問。怒らずに収録を終えた場合は賞金100万円が進呈されるという企画だった。

 ロケ中には、村に住む子供たちからトイレ不倫騒動について「反省してんのかよー、渡部!」「最低!」「2度とするな!」「許してもらえると思ってるのか!」といった罵声を浴びせられるたびに謝罪を繰り返す渡部だったが、この様子を見た視聴者からは、《罵倒村面白いな。アンジャッシュ渡部が優秀すぎる》《渡部とかも面白い感じに見えました》といった好意的な反応がXに上がった。

 さらに、この様子を日刊スポーツがネットニュースとして報じると、コメント欄には《家族が許してるなら犯罪してるわけでもないし、そろそろテレビに出てもいい気もする》といった、もはやテレビ出演は何ら問題ないとする声が寄せられるなど、以前に比べると実に穏やかな反応が寄せられている。

 渡部といえば、2020年6月11日発売の「週刊文春」で複数の女性との不倫を報道され、芸能活動を自粛。22年2月15日に「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)でローカル放送ながら地上波テレビへの復帰を果たし、23年12月29日には「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)で名前を出さずに覆面姿ながら出演し、地上波の全国放送への復帰を果たすも、視聴者からは非難の声が上がっていた。ところが、今回のこの変わりようはどうしたものか。さすがに、視聴者の間で「渡部を許そう」という世論が広がり始めているということなのか。

 なお「罵倒村」は同11日に第2弾がアップされたほか、同15日には第3弾が公開される。冒頭で紹介した渡部のツイートは第3弾を紹介するものだったが、「とんでもないスケールの最終話です!」と自信満々な書きぶりからして、本人も完全復活の兆候を感じ取っているだろうか?