【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】ポケットティッシュ編

 花粉症、鼻アレルギーのある私は、ティッシュは神様のような存在、ティッシュがなければ生きていけません。特に、私の鼻の中は花粉症とアレルギーで軟膏をつけても治らず、切れてがばがばになって痛いのです。

 病院でもらった鼻のアレルギー用の錠剤のアレロックなど4種類ほど試したり、舌下治療も試みましたが、めまいがして、続けられません。

 本当にポケットティッシュは必需品です。

 今回は王子ネピアの「ネピア 鼻セレブ」と日本製紙クレシアの「クリネックス 肌うるる」を比較してみます。

 どちらも4個入りです。大きさは、鼻セレブは縦200×横210ミリで24枚です。24枚ですが、2枚組なので実際には12組です。肌うるるは縦198×横208ミリです。縦2ミリ短く、横も2ミリ短く、小さくなっています。枚数は、同じ24枚(12組)です。

 ニューデイズで値段はどちらも220円(税込み)ですが、その日は肌うるるは20円の値引きがされていました。

 紙質はどうでしょう。

 肌うるるはしっとり成分(水分+保湿成分)を「クリネックスティシュー5箱パックの5倍含む」と書かれています。なるほど、だから、肌うるるのポケットティッシュは潤いがあります。このポケットティッシュの肌触りに慣れたら通常のティッシュでは満足できなくなります。

 鼻セレブはフレッシュパルプ100%で、肌うるるはピュアパルプ100%。これは、どちらも古紙を使っていないという意味だそうです。

 さて、袋から取り出すと手触りは肌うるるのほうが柔らかく、そしてかなり滑らか。私の一年中、傷ついて真っ赤な鼻の穴にも肌うるるなら痛くないです。

■オーガニックティッシュペーパーの開発も

 コロナで世界のティッシュペーパーの市場規模は、2022年に694億米ドルに達しましたが、ポケットティッシュも観光客が増えたり、外出が増えると増加しています。オーガニックティッシュペーパーの開発も進んでいるようです。欧米人はティッシュを使わずハンカチではなをかむ人が多いので、安上がりです。私もティッシュは少なくしてハンカチを使うようにして節約したいですが、鼻の中の痛みは、ハンカチだとギスギスします。こだわっていると、どんどんお金がかかりそうですね。

 アジアでもポケットティッシュは売られていますが、厚くて大きめが多く、広げて一枚でテーブルを拭くというサイズのようです。日本のように一枚一枚が薄くて肌に心地よいのは少ないですね。肌うるるのポケットティッシュは、世界に誇れるぜいたく品です。

(柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)