「みどりの窓口」が8日、インターネット上で一時トレンドワードになった。

JR東日本がこの日、対面で切符などを販売する「みどりの窓口」を削減すると発表していた計画を凍結する、と発表したことを受けたもの。同社は新型コロナウイルス感染拡大のさなだった2021年、「みどりの窓口」を2025年までに7割削減すると発表し計画を進めてきた。しかし、ここにきてコロナ禍で減少していた利用者が増加し、インバウンド復活による外国人観光客の利用者も増えてきたことで窓口の混雑が各所で目立ち、現在、首都圏などの209駅にあるみどりの窓口は当面、維持する方針に転換した。

SNS上には「言わんこっちゃない」「方針転換!よかったー」「みどりの窓口なくなるなんて、コンビニがなくなるよりやばいでしょ?」「みどりの窓口の方針凍結してくれてよかった。海外客もそうだけど、日本人にとってもまだ早いよ…うちの母とかデジタル非ネイティブ世代だけど長距離切符買えんで困ってたし…」「人手不足なのはわかりますが、あまりにも削減しすぎですよ」「今まで潰してきた分も例外なく復活させてほしい」など、さまざまな声が寄せられた。

JR東日本では、インターネットやスマートフォンで切符を購入できるチケットレスのサービスを進めているが、繁忙期を中心に、窓口が混雑し長蛇の列が確認される事態にもなっている。