大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が13日、フジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)に出演。栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で、死体損壊の疑いで6人の容疑者が逮捕、このうち仲介役とされる平山綾拳容疑者は殺人で再逮捕された件で、量刑について解説した。

橋下氏によると、「役割分担に応じて量刑は変わる。実際に手を下せば(罪が)一番重くなる。手を下したに等しいとなれば同じような量刑、手を下さなくても謀議とされる」と解説した。平山容疑者に関しては、「手を下していないとなれば殺人を助けただけとして、弁護人は殺人ほう助で主張してくると思う。最終的には裁判官の判断」とした。

この事件では実行役とみられる姜光紀(20)、若山耀人(20)両容疑者、平山容疑者に指示を出したとされる佐々木光容疑者(28)、夫婦の娘と内縁関係にある関根誠端容疑者(32)と、夫婦の知人の不動産業者である前田亮容疑者(36)が逮捕されている。