<楽天2−4オリックス>◇6日◇楽天モバイルパーク

楽天荘司康誠投手(23)が天敵の1発に屈し、チームは今季3度目の3連敗を喫した。

4回1死までは無安打投球だったが、暗転した。2死二、三塁から5番セデーニョに真ん中148キロ直球を完璧に捉えられた。「失投ですね」と左翼席に先制3ランを被弾。捕手太田が高めのつり球を要求していただけに「そうですね。投げミスですね」。チームとして、セデーニョに今季許した本塁打は4本目となった。

5回2死二塁では、1番福田に右中間を破る適時三塁打で追加点を奪われ、5回91球、4安打4失点(自責1)で2敗目(1勝)を喫した。

荘司は発熱による体調不良で一時戦線離脱。4月29日ロッテ戦(ZOZOマリン)で復帰し、今季初勝利を挙げたが、2連勝はならなかった。「序盤の感じはすごくいいと思った」と振り返りつつ「やっぱりランナーが出てからの駆け引きというか、考え方というか、そこで1個、自分の中で上げたいところで上がりきらなかった」と悔しそうに話した。