<プロボクシング:フェニックスバトル114大会>◇25日◇東京・後楽園ホール

日本ユース・ミニマム級王座決定8回戦が行われ、最軽量級のホープ佐伯侑馬(21=大橋)が初黒星で王座獲得を逃した。

プロ4戦目で、同ベルトを懸けて宮沢蓮斗(21=松田)と拳を交え、1−2(75−76×2、76−75)の判定負けを喫した。サウスポースタイルから左ストレート、右フックを主体に好戦的な宮沢を打ち合ったが、6回に右ストレートを浴びてダウンを許した。7、8回と左ストレートを軸に反撃し、相手の左フックなどを被弾しながらも最後まで競り合った。

千葉・習志野高時代に総体8強、国体3位などの実績を持つ佐伯はアマ戦績は22勝(7RSC)7敗。最軽量級ながら23年1月のプロデビューから3連続KO勝利でつかんだユース王座挑戦だった。