<買取大吉 バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0セルビア>◇女子予選ラウンド第3週◇第11戦◇15日◇福岡・西日本総合展示場

パリオリンピック(五輪)出場を決めた日本が、セルビアを3−0のストレートで下した。

試合のなかった前日14日に、世界ランキングにより五輪切符獲得圏内に入ることが確定。パリ行きを決めてから初めての試合で、本番でも相まみえる可能性がある相手に完勝した。主将の古賀紗理那(28=NEC)は、ファンへ喜びと感謝を伝えた。これでネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド(R)7位以内に入り、ファイナルR(20日開幕、バンコク)出場も決まった。16日は予選R最終戦で、21年東京五輪金メダルの米国と対戦する。

福岡出身の荒木が地元で躍動した。スタメン出場した第1S序盤に相手のスパイクを1枚ブロックで阻み、流れを呼び込んだ。昨年から右足首負傷、左手骨折とケガに泣かされ代表落選も覚悟。それでも「どうマインドを保つのかという部分で成長できる機会になった」とプラスに変換し、日の丸のコートに戻ってきた。真鍋監督の信頼に「やるべきことをやるだけ」と結果で応え続けた。