楽天―ソフトバンク(6日、楽天モバイル)

 ソフトバンクの先発モイネロ、楽天先発の荘司康誠の両投手がともに6回まで無失点、ノーヒットの好投を続けている。

 お互い無得点で迎えた4回無死には楽天・小深田が一塁側に転がしたセーフティーバントをモイネロは猛然とダッシュ。膝から滑り込む形で捕球。膝立ちで上半身をひねりながらの難しい体勢からワンバウンドで一塁に送球しアウトとするファインプレーとなった。

 6回2死一、二塁のピンチで小郷を二ゴロに抑えた。

 荘司は6回にエラーと四球で走者を許し、2死一、二塁のピンチをつくったが、柳田悠岐の中堅への大飛球を田中和基が好捕した。

 モイネロは先発転向初年度で、初登板となった3月30日オリックス戦(京セラドーム大阪)では8回2失点で負け投手ながら初完投もマーク。6日も5回まで無安打投球と安定した投球を披露した。

 荘司は開幕初先発の西武戦は4回5失点で黒星がついた。