◆西武3×―1日本ハム(1日、ベルーナドーム)

 西武が今季初のサヨナラ勝ちを飾って、連敗を4で止めた。

 西武は2回2死、若林が初球のスライダーを捉え、左中間へ今季1号ソロを放って先制した。5回には1死一、三塁のチャンスをつくりながら、無得点に終わった。それでも同点の9回は1死からアギラーが中前打を放ち、代走の高松が二盗に成功。2死二塁となり、若林が再び初球のスライダーを捉え、サヨナラの2ランを放った。

 先発の松本は安定した投球で試合をつくり、6回まで無失点と好投しながら、7回2死から郡司に同点のソロ本塁打を許した。松本は4月7日のロッテ戦以来の今季2勝目には届かなかったが、8回を4安打1失点、104球の力投。9回はアブレイユがつないだ。

 西武は3、4月は8勝18敗の借金10と苦しみ、厳しいスタートとなっていた。5月は最初の試合で幸先よくスタートを切った。

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