◆ソフトバンク12―0楽天(22日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが2夜連続の大勝で6連勝を飾った。

 打線は初回、4番の山川穂高が1死一、三塁から山左翼スタンドに11号3ランを放ち幸先よく先制に成功した。それだけで終わらず、その後も四球と安打で満塁のチャンスを作って楽天先発の荘司康誠を早々とマウンドから引きずり下ろすと、前夜の21日に1号ソロを放った8番海野隆司が2番手松井友飛から中前へ2点適時打を放ち、初回に一挙5点を奪った。

 さらに打線は2回、山川が2打席連続となる12号2ランを放つと、その後9番三森大貴も2点適時打を放つなど4得点。3回こそ無得点に終わったが、4回には栗原陵矢が適時打を放ち早々と2試合連続の二桁得点に成功した。

 序盤から打線の大量援護を受けた43歳の和田毅は、テンポのいい投球で楽天打線を手玉に取り、7回102球を投げて3安打無失点、4奪三振無四球の好投で今季2勝目を飾った。

 21得点で大勝した前日21日に続いての大勝で、チームは4月23日のロッテ戦から同30日の楽天戦までに記録した7連勝以来、今季2度目の6連勝を飾った。