北九州市小倉南区のHKスポーツボクシングジムが16日、初の主催興行「HonKi Battle vol.1」を同市小倉北区の小倉北体育館で開く。2022年の全日本フェザー級新人王で、九州国際大の現役学生ボクサーでもある岡本恭佑(20)がメインイベントに登場する。

 同ジムは2007年、元プロボクサーの桑原秀彦会長(49)が設立した。パリ五輪の男子57キロ級代表の原田周大がボクシングを始めたジムでもある。

 当日は全6試合。ここまで8戦6勝(3KO)1敗1分けの岡本はタイ人選手と対戦。桑原会長は「初の外国人選手との試合。世界に向けて勉強の場にしてほしい」と期待する。

 移籍第1戦の選手やデビュー戦となる35歳の選手らがリングに上がる。桑原会長は「それぞれが自分たちの目標に向かって本気で戦う姿を応援してほしい」と来場を呼びかけている。

 セミファイナルには、福岡県春日市の三松スポーツジムからスーパー・バンタム級で日本ランキング13位の平野岬(27)が出場し、タイ人選手と戦う。

 開場は16日正午。全席自由で前売り5000円(当日6000円)。同ジム=093(473)3233。