子どもを中心に手足口病の感染者が増えています。

大分県が3年ぶりに警報を発令しました。

大分県によりますと、手足口病は手や足、口の中などに水ほう性の発疹が現れる5歳未満の乳幼児がかかりやすい感染症です。

口の中に出来ると、食べ物や飲み物を取る時に痛みを伴うため脱水症状に注意が必要です。

4月上旬から感染者が増え始め、今週は1医療機関あたりの患者が5・47人まで増えたため、大分県は2021年以来の警報を発令しました。

例年、手足口病は夏にかけて増えますが、2024年はいつもより流行する時期が早く、大分県は新型コロナが5類になって感染対策への意識が緩んできたことが要因ではないかとしています。

アルコール消毒は効きにくいため、大分県は食事の前に石けんをつかった手洗いをするよう呼び掛けています。