俳優の石原さとみ(37)が5月1日、大阪市内で行われた主演映画『ミッシング』(5月17日公開)プレミア試写会に、共演の青木崇高(44)、吉田恵輔監督(48)とともに登壇した。

 妊娠・出産を経て撮影・完成した本作を携えて来阪した石原は、「(大阪は)3年ぶりぐらいですかね。プライベートで、家具屋さんに行きました。マルキン家具だっけ?」と明かした。しかし、八尾出身の青木や地元の観客が「誰もピンときてない」状況になり、石原は「北区で…。えっ有名じゃないんですか?」とびっくり顔。

 石原は「そこにしか売ってないイス、ソファがあって。検索してやっと見つけたのが大阪北区だったんです。それを買いに来ました」とにっこり。その際はうどんやお好み焼を食べたといい、この日も「本当はもっともっと大阪を感じて帰りたい」と短い滞在時間に悔しそう。

 青木は「ゆっくり時間があるなら…」と、こちらも京橋の立ち飲み屋「とよ」や天六「春駒寿司」など具体的な店名を挙げて、観光コースを提案。石原が「行きたいー!」とノリノリになると、吉田監督も「どうにかなんないのかねぇ?」と期待していた。

 幼女の失踪事件をきっかけに、苦しむ母や家族、マスコミの報道やSNSの誹謗中傷を描くストーリー。石原と青木は幼女の両親役で、世間と現実のギャップに心をなくしていく妻・沙織里と、すれ違う夫・豊を演じた。