俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(7月スタート 毎週日曜 後9:00)で、シーズン1に出演していた橋本さとし、神野三鈴、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂の続投が決定。さらにシーズン2から登場する新キャラクターとして、維新大学心臓外科教授の菅井達夫役の段田安則が登場する。

 原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1で天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を熱演した二宮和也だが、6年ぶりの続編では“新たな役”となる悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦を演じ、前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。

 橋本さとしが演じる、東城大学医学部付属病院佐伯外科准教授の黒崎誠一郎(くろさき・せいいちろう)。シーズン2では東城大の病院長である佐伯教授(内野聖陽)が計画する、心臓外科に特化した東城大の専門病院の初代センター長の座を狙っている。

 神野三鈴が演じる看護師長の藤原真琴(ふじわら・まこと)。ベテランの看護師で、佐伯教授のオペの際には変わらずサポート役として隣に立っている。内村遥が演じる佐伯外科の医師・垣谷雄次(かきたに・ゆうじ)。世良雅志(竹内涼真)の先輩である垣谷は、シーズン2では医局長に昇進している。

 さらに、垣谷と同じく佐伯外科の医師・関川文則(せきかわ・ふみのり)役で今野浩喜、シーズン1では新人研修医だったが、シーズン2では外科医として成長した田口公平(たぐち・こうへい)役で森田甘路、速水晃一(はやみ・こういち)役でヤマダユウスケ、北島達也(きたじま・たつや)役で松川尚瑠輝、シーズン2でも佐伯外科の看護師として変わらず働く宮元亜由美(みやもと・あゆみ)役で水谷果穂も続投する。

 シーズン2から登場する維新大学心臓外科教授の菅井達夫(すがい・たつお)役には、段田安則。菅井は、佐伯と同じく日本の研究医療の頂点である日本医学会の会長の座を狙っており、佐伯と一騎打ちになるといわれているライバルである。佐伯が計画している心臓外科に特化した専門病院の開設を阻止しようとして…。

■コメント
<段田安則>
このたび、『ブラックペアン シーズン2』の新キャストとして出演させていただくことになりました。私が演じる菅井は、維新大学心臓外科教授で、内野さん演じる佐伯教授のライバル役。内野さんと一にお芝居ができることが非常に楽しみです。そして、TBSのドラマに出演させていただくのは『半沢直樹』(20年)以来4年ぶりです。伊與田プロデューサーとまたご一緒させていただけることもうれしく思っております。東城大に波乱を巻き起こす菅井という役を魅力的に演じていければと思います。ぜひ楽しみになさってください。

<プロデュース・伊與田英徳>
「このライバルは手強いぞ!」 段田さん演じる菅井教授を見たときに、そう思いました。そして、段田さんにこの役をお願いして良かったと思いました。実は、菅井教授は単なるライバルというだけでなく、強い信念をもっています。そんな菅井教授を、これからどんなふうに演じていただけるのか、さらには、内野さん演じる佐伯教授との対決や、二宮さん演じる天城や小泉さん演じる高階とどう絡むのかも楽しみにしていただきたいと思います。

今回、黒崎役の橋本さん、藤原看護師長役の神野さんはじめとした皆さんが、シーズン1から引き続きほとんどの方が出演していたいだくことになりました。これは、プロデューサー冥利に尽きると思います。いただいたご縁に感謝しております。6年を経た皆さんがどのような展開に巻き込まれていくのか、それとも、新たな一歩を踏み込んでいくのか、今後の展開を楽しみにしていただきたいと思います。