1日夜、那覇空港の国際線ターミナルビルで不審物が見つかり、国際線エリアが一時閉鎖されました。

濱元晋一郎記者は「国際線へ続く道は規制線で通れなくなっていて、奥では爆発物処理班が作業をしている様子がみられます」とリポートしました。

1日午後8時ごろ、那覇空港のターミナルビル3階の国際線エリアで、「不審な荷物が放置されている」と警備員から警察に通報がありました。

警察などによりますと持ち主の分からないカバン6個が国際線ターミナルビル3階のチェックインカウンター付近で手荷物用カートに乗った状態で発見され国際線エリアの1階から3階を立ち入り禁止にするなど現場は、一時騒然としました。

空港で働く人は「怖いという印象でこっちも怖いし、(もし客がいたら)それを冷静に伝えられるかもわからないので」と話し、空港の工事関係者は「(作業中に)全員2階に降りるよう(警察から)指示を受けた」と話していました。

警察は機動隊の爆発物処理班を出動させるなどして調べていましたが、不審物ではないことが確認されたため2日午前2時45分に規制を解除しました。この不審物の影響による那覇空港、発着便への影響はありませんでした。