今季北海道コンサドーレ札幌からクロアチア1部のディナモ・ザグレブへと期限付き移籍した金子拓郎は、Jリーグに復帰する可能性が高まっているそうだ。

昨年7月にヨーロッパへと渡った金子拓郎は、今シーズンのクロアチアリーグで21試合に出場して1ゴール5アシスト、カンファレンスリーグで8試合2ゴール1アシストを記録してきた。
Jリーグ屈指のドリブラーと評価された技術を右サイドから見せてきたものの、このところはやや調子を落としていると伝えられており、途中交代の時間が早くなっている。

『24sata』というメディアが伝えたところによれば、ディナモ・ザグレブは現在夏のマーケットでの補強の計画を策定しており、まずは選手の整理を進める予定だとのこと。
その中で金子拓郎については「ディナモ・ザグレブは彼の契約を買い取るための110万ユーロ(およそ1.8億円)を支払うことができない」と書かれており、完全移籍に切り替えられる可能性は低くなっているという。

記事の主題では、金子拓郎と同じく期限付き移籍で獲得したガブリエル・ヴィドヴィッチ(バイエルンからのローン)について取り上げられており、彼についても「クラブは残したいと思っているが350〜400万ユーロの買い取りは不可能で、ローン延長で交渉を行う」と伝えられている。
ディナモ・ザグレブは今夏OBであるルカ・モドリッチに対して復帰要請を行っているとも伝えられている。どのような動きがあるのか注目を集めそうだ。