水曜日の夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでバイエルン・ミュンヘンを撃破し、ファイナルに駒を進めたレアル・マドリー。

先に失点しながらも88分に途中出場のホセルが同点ゴールを決め、さらにアディショナルタイムに再びホセルが追加点を叩き込むという劇的な展開で、世界中に驚きを与えた。

ただ、その中でレアル・マドリーにとってかなり痛い出来事が起こっていたようだ。

クラブの公式発表によれば、この試合で先発出場していたフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが左足を疲労骨折していたという。





『L'Equipe』によれば、チュアメニはこの試合の前からずっと足の痛みを抱えながらプレーを続けていたとのこと。

ただカルロ・アンチェロッティ監督はたとえ50%のコンディションでも彼のプレーを求めており、チュアメニもその信頼に応えてピッチに出続けていたそうだ。

しかしながら試合の途中でチュアメニは痛みに耐えられなくなり途中交代し、その後の検査で左足中足骨の疲労骨折が確認されたとのこと。彼は昨年10月にも同じ左足中足骨を骨折しており、その際には2ヶ月ほどの離脱を余儀なくされている。

チュアメニはこのあと3週間後の6月1日にチャンピオンズリーグ決勝を控えているほか、7月にはEURO2024の開幕戦が待っている。

かなり早い回復をしたとしても6月1日に先発出場することはかなり難しいとされているが、EUROまでは1ヶ月以上あるためフランス代表チームには選出される可能性があるとも。